東京で焼肉を食べるときもよく聞かれるのが、「焼肉の部位で何が好き?」という質問。その答えとして確実に上位に入るのがハラミです。ハラミは、適度に柔らかく、かといって脂身ばかりでもないため歯ごたえも楽しめます。柔らかさと歯ごたえどちらも楽しめるため、年齢を問わず人気があるのも納得です。なんとなく気に入って食べていることが多いハラミ、実は牛の横隔膜の筋肉です。筋肉というと、なんとなく柔らかさを感じることなく固そうな気もしますが、そこは横隔膜という部位だからでしょう。また、牛1頭から2キロほどしか取れないため希少部位にもなっています。
ハラミとよく比較されやすいのがカルビです。カルビも旨味があって子供から高齢の方まで幅広い人気があります。両者の違いといえば、ハラミの方が脂身を感じにくく、さっぱりしていること。さっぱりしているため、たくさん食べたいときに向いています。焼肉は好きだけど、食べ過ぎると胃がもたれてしまうという人にはピッタリでしょう。もうちょっと食べたいと思ったとき、「どの部位を食べたい」と聞かれたときに最適です。
東京で焼肉を食べるときも、どこで食べてもおいしいのはハラミ。単品でオーダーするときには、欠かせない部位となっています。